2024.08.02
広島駅にある駅ビルekie館内、広島・瀬戸内生まれの良きモノを集めた工芸品・雑貨中心のセレクトショップ「しま商店」に新しいコーナーが出来ましたよ。色とりどり、多種多彩な折り鶴コーナーです。今回はコーナーの紹介と一緒におすすめ商品をご紹介します。
話題性の高い ローマ教皇や大統領が手にした折り鶴
折り鶴は、今日では平和のシンボルとされています。そのきっかけとなったのが被爆から10年後に白血病で亡くなった少女、佐々木禎子さん。回復を願って包み紙などで鶴を折り続けたんだそう。平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルにもなっています。こちらのアイテムは、佐々木禎子さんが生前最後に折った折り鶴を金属化した商品です。「禎子さんが自身の折り鶴に織り込み託した願いや想いをカタチにする」という使命のもと、広島に本社をおく精密金属部品をつくる鋳造会社「キャステム」が手掛けました。昨年のG7広島サミット2023で各国の首脳に送られたほか、今年の4月24日には、キリスト教カトリックの総本山バチカンにも贈られています。
2016年、現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪問したオバマ元大統領。広島平和記念資料館へ訪れた際に4羽の折り鶴を持参されました。そのうち2羽の折り鶴に使われた折り紙と同じデザインなのがこちらのアイテムです。当時、折り紙の印刷を請け負っていた会社(阪神印刷)が倒産し、廃版になっていた折り紙のデザイン。それが広島市の印刷会社(ハラダ印刷)に提供され復刻しました。平和への思いを絶やさぬよう、同じ柄の折り紙で折り鶴を折ってみてはいかがでしょうか。
さりげなく 折り鶴をおしゃれに身に着ける
平和への思いをさりげなく身に着けられるアイテムが多数ありますよ。1センチ以下の小さな折り鶴や、華やかな千代紙の折り鶴など。実際に折られた折り鶴をアクセサリーとして身に着けることが出来ます。ゆらゆら揺れる繊細で華やかな折り鶴アクセサリーは、日常使いにもおすすめです。
スタイリッシュでポップにデフォルメされた折り鶴。こちらは、第15回ひろしまグッドデザイン賞を受賞したアイテムなんですよ。自動車部品の製造で培った形成技術や塗装技術を用い、美しい折り鶴のカタチに仕上げられています。カラフルで洗練されたデザインだから、おしゃれに平和のシンボルを身に着けられます。
様々な形で 平和への願いを折り鶴に託して
平和記念公園の「原爆の子の像」には、日本だけでなく世界各国から折り鶴が捧げられています。その数は年間約1千万羽、重さにして約10トンにものぼるんだそう。そんな平和への願いが込められた折り鶴の一部は、各地で形を変え新たな製品に再生しているんですよ。こちらは、折り鶴を繊維に再生し製品化したアイテムです。パイル地の手触りがいいタオルハンカチや、柔らかな手触りのてぬぐいハンカチなど。これらのアイテムの売上の一部は寄付され平和維持活動に還元されているそうです。
しま商店のコーナーには、今回ご紹介した他にも様々な折り鶴モチーフのアイテムが揃っています。ぜひ、店頭でお手に取ってみてくださいね。
以上、「~ORIZURU~ 平和への願いを込めて 多彩な折り鶴コーナー」のご紹介でした♪
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※掲載内容は2024年8月時点のものです。
※価格はすべて税込です。