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|広島みやげ|備後の技を集結。世界を目指す新ブランド WAZABI

2018.09.06

瀬戸内・広島のモノづくりの世界観を伝える「しま商店」。地域のいいモノを作り手のストーリーとともに発信し、その地域の魅力を伝えていく、雑貨のセレクトショップです。今回は、「しま商店」のラインアップの中から、世界を目指す新ブランド「WAZABI」をご紹介します。

広島県東部の備後地方は国内有数のデニムの産地。折り、洗い、加工、縫製など、歴史とともに蓄積されたトップクラスの技術は、海外の名だたるファッションブランドにも使用されています。“技の備後”から名付けた「WAZABI」は、バッグのデザインやアパレル業界でキャリアを積んできたオーナーが、これまで産地として裏方でファッションシーンを支え、継承されてきた伝統技術の粋を集め、世界に通用するブランドに育てていこうと2013年に誕生しました。ジャパンデニムの新境地を開くべく、カラフルなレザーや福山産の帆布を組み合わせるなど、斬新で、インパクトのある商品づくりに挑戦しています。

これまでに登場した「WAZABI Collection」は、バッグやスニーカーをはじめ、財布やポーチなどの小物類、スリッパやランドリーバッグといった身近なアイテム。タッグを組んだ職人たちに染めや加工などの工程を依頼し、約二か月かけて出来上がった生地を自社で裁断、縫製。丁寧に手作業で仕上げられた商品は、デザインも素材も上質感漂う逸品揃いです。

中でも注目は、ジャガード織で市松模様を表現したデニム生地を使った「ICHIMATSU」シリーズ。独自の加工技術で仕上げたトートバッグは機能性の高さに加え、和テイストのシンプルなデザインが魅力の人気商品です。また、いつまでも触れていたくなる質感が特徴の帆布バッグは、使い込むほどに味わいが増してきます。

職人の技が随所に光る新ブランドは、今秋ニューヨークに進出予定。「しま商店」でいち早くゲットしてくださいね。

※掲載内容は2018年9月時点のものです。
※価格はすべて税込です。